妊娠するとヴィエルホワイトを使いたくなるほど黒くなる

初産の方を不安にさせてしまったなら申し訳ないのですが、妊娠すると、今すぐヴィエルホワイトを使いたくなるくらいに乳首もデリケートゾーンも黒くなります。徐々に色が濃くなって最終的に黒っぽくなるので、妊娠したら即黒くなるわけではなく、色合いには個人差もあるので妊娠前より色が濃くなった程度で済む人もいれば真っ黒になったと落ち込むくらい黒くなってしまうこともあります。

ただ、どんな色合いになろうとも共通して言えることは、何かしらの疾患というわけではなく、妊婦あるあるだと言えるくらいにほぼすべての妊婦さんに当てはまるということです。つまり、こんなに黒いのは自分だけだと落ち込む必要はありませんから、安心してください。
ところで、妊婦あるあるだとしても、ヴィエルホワイトを使いたかったら使ってもいいのでしょうか?それと、ヴィエルホワイトを愛用していて妊娠が判明した場合、使用を中断するべきなのでしょうか?

ヴィエルホワイトは妊娠中にも使えるのか否か、さまざまな角度から検証します。

ヴィエルホワイトはデリケートゾーン用でも妊婦用ではない

まず、ヴィエルホワイトの公式通販サイト(※現時点でヴィエルホワイトの公式通販サイトは通販サイトのみ)をすみからすみまでチェックしました。が、デリケートゾーンの黒ずみができる原因やヴィエルホワイトの効果についての説明やヴィエルホワイトを実際に体験した体験談などが詳細に掲載されているものの、「妊娠中でも使用できます」とはどこにも記載されていません。

それもそのはずです。ヴィエルホワイトは妊娠していない状態での黒ずみに使用することを想定して作られた製品ですから、あえて記載していないのです。
記載していないだけで、使用できるかできないかで言ったらできるという可能性もあるかもしれません。しかしながら、妊娠中は薬が飲めない等の制約が多く、妊娠中でも使用できるのであればそれは素晴らしいアピールポイントです。

そんな素晴らしいアピールポイントを記載しないでおくわけがありません。にも関わらず記載していないということは、記載できないすなわちヴィエルホワイトは妊娠中は使用できないととらえるべきです。

ヴィエルホワイトは医薬部外品だから妊娠中は使えない?

妊娠中に服薬を避けるのは、胎児への影響を避けるためです。ヴィエルホワイトは医薬部外品ですね。ということは、医薬品の仲間でしょうか?答えは、ノーです。

医薬部外品とは、薬と化粧品との中間の存在になります。医薬部外品という名称が薬のようでややこしいのですが、薬寄りか化粧品寄りなのかというと、化粧品寄りです。というか、化粧品そのものです。化粧品において、何らかの改善効果が厚生労働省に認められた物のみが、医薬部外品だと記載することが許されるのです。

ということで、ヴィエルホワイトは医薬部外品ではあっても医薬品ではありません。妊娠中に避けるべき医薬品かどうかで言えば医薬品ではないのですから、ヴィエルホワイトは妊娠中でも避けなくてもいいという見解が可能です。

しかし、医薬品ではないなら、医薬部外品や化粧品なら、妊娠していてもOK!と安易には言えません。妊娠は病気ではないとはいえ自分とは異なる命を自分の中で育てているのですから、慎重になるべきです。
したがって、ここまでをまとめると、

「ヴィエルホワイトは妊娠中に使用できるという記載はないが医薬品ではないから妊娠中でも使える」
ではなく
「ヴィエルホワイトは妊娠中に使用できるという記載はなく、医薬部外品であって医薬品ではないが、妊娠中も使えると断言はできない」

ということになります。

ヴィエルホワイトに妊婦が使えない成分は含まれるのか?

それでは、成分という側面からヴィエルホワイトは妊娠中に使えるかを検証します。というのも、妊娠中は避けるべき成分があるからです。代表例はビタミンAで、妊娠中に摂取過多に陥ると胎児が奇形になるリスクがあります。

ただ、ビタミンAには2タイプあります。植物性のタイプと動物性のタイプとがあり、前者の植物性をベータカロテン、後者の動物性をレチノールと呼びます。そして、植物性ビタミンAことベータカロテンは摂取OKどころかむしろ厚生労働省は摂取を推薦しています。

問題は、動物性ビタミンAことレチノールのほうです。レチノールには脂溶性、つまり、脂で溶けて水では溶けにくいという性質があり、この性質ゆえに体内に蓄積されやすくなります。そうして体内に蓄積されたレチノールが胎児に影響を及ぼして奇形に繋がってしまうと考えられています。
とはいえ、経口摂取するのと塗布するのとでは取り込む状況が異なります。経口摂取するならばともかく、塗布程度ではいくら妊娠中でも影響は薄そうです。
がしかし、レチノールは近年ではシワに効果を発揮する成分として注目を集めており、レチノール配合化粧品が増えています。そういったレチノール配合化粧品は妊娠中の使用を推奨はしていません。となれば、例え塗布程度でもレチノールを含む物を使用するのは避けるべきだと言えます。

そのレチノールがヴィエルホワイトに含まれているかというと、含まれていません。もっとも、脂溶性ビタミンはビタミンAだけではなく、ビタミンD・E・Kもです。それらもチェックしましたが、含まれていませんでした。

ヴィエルホワイトの成分は妊婦だと使えないわけではない

ヴィエルホワイトにはビタミンA(レチノール)等の妊娠中は避けるべき成分は含まれていないということがわかりました。そんなヴィエルホワイトの主成分、この場合、デリケートゾーンの黒ずみに効果を発揮するメイン成分は、

  • トラネキサム酸
  • グリチルリチル酸2K

です。トラネキサム酸は、美白成分のひとつで、メラニン色素の生成を抑制します。グリチルリチル酸も美白成分かと思いきやこちらは抗炎症作用を持つ成分です。肌が荒れて炎症が起きているとメラニン色素の生成が活性化してしまうため、肌の状態を落ち着かせてメラニン色素の生産にブレーキをかける目的で配合されています。

どちらの成分も、妊婦だから使えないということはない成分です。トラネキサム酸はデリケートゾーン専用アイテムのみならず一般的な美白化粧品によく使われる成分ですし、グリチルリチル酸と同じく抗炎症作用も持っていてハミガキ粉のような身近な物にも使われています。グリチルリチル酸2Kにしても、抗炎症作用を持つということでスキンケアアイテムやボディケアアイテムにたびたび配合されます。

主成分だけでヴィエルホワイトが成り立っているわけではありませんので他の成分もチェックしましたが、やはり、妊婦だから使えないというような成分はヴィエルホワイトには配合されていませんでした。

妊娠することでヴィエルホワイトが肌に合わなくなる

妊婦にNGな成分が配合されているわけではないヴィエルホワイトですから、妊娠していても使えるのではという気がしてきました。が、気がかりな点があります。

妊娠すると、それまで愛用していた化粧品が肌に合わなくなることがあります。スキンケアアイテムに限った話ではなくボディケアアイテムやヘアケアアイテムなど肌に触れる物全般の話です。

肌に触れる物は、安かろうが高かろうが合う物は合いますし、合わない物は合いません。ですから、妊娠していなかったとしてもヴィエルホワイトが肌に合わなかったという人は皆無ではないはずです。が、妊娠中にヴィエルホワイトを使うとなると、肌に合わない確率が上がります。さらに、妊娠前はヴィエルホワイトを愛用していたとしても、妊娠を機に合わなくなるかもしれません。

また、つわりがきついとほんの少しの香料でも耐えがたい場合があります。ヴィエルホワイトはまったくの無臭ではありません。かといって、香りを楽しむアイテムではないため、においがきついわけでもありません。ところが、つわりのレベルによってはヴィエルホワイトのにおいがダメだと感じる可能性があります。つわりでどんなにおいがダメになるかは個人差が大きく、生ゴミなど一般的に人が不快だと感じるようなにおいではなくともダメなものはダメなので、においがあるという時点でヴィエルホワイトはつわり時に使えるのだろうかという懸念が生じます。

妊娠中にデリケートゾーンが黒くなるのは黒ずみと同じ?

それでは、非常に重要なポイントを検証します。そもそも、妊娠中にデリケートゾーンが黒くなる黒さとデリケートゾーンの黒ずみの黒さは同じ物なのでしょうか。

同じ物なのであれば、少なくとも、効果はあるはずです。すなわち、デリケートゾーンの黒ずみにヴィエルホワイトが効果を発揮するのだから妊娠して黒くなったデリケートゾーンにも効果を発揮する、ということです。しかし、違う物なのであれば、いくらヴィエルホワイトがデリケートゾーンの黒ずみに効果的でも妊娠して黒くなったデリケートゾーンには効きません。なぜなら、ヴィエルホワイトはどんな黒ずみにも効く魔法のアイテムではないからです。

まず、デリケートゾーンの黒ずみの正体は、メラニン色素です。乾燥や摩擦といった刺激を受けたことでメラニン色素を生産しなさいという指令が出され、原因となる感想や摩擦が改善されないと指令が出続け生産もされ続け、結果、メラニン色素の色がどんどん濃くなって黒ずみとして認識されるようになります。
対して、妊娠中にデリケートゾーンが黒くなるのは、女性ホルモンの影響です。妊娠すると、妊娠を継続するための女性ホルモンが分泌され続けます。そうすると、もともと女性ホルモンの影響を受けることがある場所、すなわち、デリケートゾーンと乳首の色が濃くなります。妊娠後期に向かうほどに色が濃くなるのは、女性ホルモンの影響を受ける期間が長くなればなるほど濃くなるからです。

ということで、妊娠中にデリケートゾーンが黒くなる黒さとデリケートゾーンの黒ずみの黒さは同じ物ではないため、妊娠中に黒くなったデリケートゾーンにヴィエルホワイトは効かないと考えられます。

結局ヴィエルホワイトは妊娠中に使えるのか使えないのか

妊娠中に黒くなったデリケートゾーンに十中八九ヴィエルホワイトは効きません。効かないなら使わないという人もいることでしょう。
が、しかし、論点はそこではないのです。妊婦に「効くか効かないか」ではなく、妊婦でも「使えるのか使えないか」を論じています。
効かないなら使わない人がいるということは裏を返せば効くなら使いたいという人もいるということですよね。確かに、黒くなってしまったデリケートゾーンにはショックを受けるほどのインパクトがあります。

しかし、しかしです。妊娠しても、肌に合うなら、においが気にならないなら、ヴィエルホワイトを使っても大丈夫なのでしょうか。医薬品ではなく、成分面で不安要素はなく、だからといって、それは絶対に大丈夫だという裏づけになるのでしょうか。

結局のところ、ヴィエルホワイト自体は何も悪くないのですが、妊娠中にヴィエルホワイトは使えるのか使えないのかを論じると、「使うべきではない」という結論になります。妊娠中に、「絶対に大丈夫」だと言い切れる物事など存在しないからです。ましてや、デリケートゾーンという場所は赤ちゃんにも関わる場所ですから、なおのこと絶対大丈夫とは言えません。

妊娠中は大丈夫じゃないかもしれないことは避けて通り、大事な赤ちゃんと大事な赤ちゃんを産むことに専念してください。

ヴィエルホワイトは産後のケアに活躍するので産後に使う

まとめに入ります。まとめると、ヴィエルホワイトは、

  • 妊娠中に使用できるとの記載はない
  • 医薬部外品であって医薬品ではない
  • ビタミンAなど妊婦が避けるべき成分・妊婦だから使えないというような成分は入っていない
  • それでも妊娠していると肌に合わなかったりにおいがダメだったりする
  • そもそも妊娠中のデリケートゾーンの黒さと黒ずみの黒さは同じ物ではない
  • よって妊娠中にヴィエルホワイトを使用しても改善は見込めない
  • 仮に改善するとしても妊娠中にデリケートゾーンに塗布するのは望ましくない

となり、とてもざっくりとした一言だけで済ますなら、「ヴィエルホワイトは妊娠中には使えない」となります。厳密には、「使わないほうがいい」ですね。使わないほうがいいのですから、妊娠前はヴィエルホワイトを愛用していたとしても、妊娠判明後は使用を中断してください。
ちなみに、ヴィエルホワイトを塗っても塗らなくても産後はもとに戻るはずです。妊娠を継続するために分泌され続けていた女性ホルモンが役目を終えるからです。

ただし、分泌され続けなくなるだけで女性ホルモン自体が消えてなくなるわけではないため、出産直後にスイッチをオフにするごとくデリケートゾーンや乳首の色が妊娠前の色に切り替わることはありません。少しずつもとに戻っていきます。
少しずつではなく少しでも早く戻したい人や、なかなかもとの色に戻らない人は、ヴィエルホワイトを使うことでもとの色に戻りやすくなりますので、産後こそヴィエルホワイトの出番です。